第13回全国まち美化シンポジウム
開催趣旨
「全国まち美化連絡会議」では、全国まち美化シンポジウムを、ポイ捨て・散乱問題にテーマを絞った唯一の全国シンポジウムとして1996年以来開催してきました。そのなかでは、散乱防止のための法制度や自治体・市民団体等の活動事例を幅広く取り上げ、みなさまにご紹介して参りました。
この間、まち美化対策では条例の制定、里親制度(アダプト・プログラム)の導入、美化行動計画の策定、若い人たちを巻き込んだ美化イベントの開催など、各地で新たな動きが生まれました。一方、美化問題に対する地域住民の関心をどう高めるか、散乱防止のための活動やシステムをどう継続させるかなどが、各地共通の課題となっています。そこで、今回のシンポジウムでは、「まち美化活動を継続的に実施していくには」をテーマにしました。
3つのSが継続性(Sustainable)につながる
美化活動の担い手については、高齢化などの問題も出てきています。屋外での作業は時として、けがや体調不良、事故などのリスクが伴うため、リスク対策は重要な課題といえます。(Safety)
また、行政は、活動そのものの支援に限らず、条例や登録制度、啓発活動、行政機関そのものの清掃活動などを様々な形で、清掃活動を補完するための対策が求められます。(Support)
このような状況のもと、活動参加者は、活動による満足感を得ることで活動に対する意欲を高めることができます。(Satisfaction)
活動を継続していくには、その他の要素も当然絡んでくるとは思いますが、今回のシンポジウムでは、以上の3つの視点を中心に、美化活動の継続や継続や発展について考えていきます。
日時・場所
平成21年3月27日(金) 13:00〜16:30
TKP東京ビジネスセンター(JR東京駅徒歩2分)
主催
全国まち美化連絡会議
協賛
社団法人食品容器環境美化協会
スチール缶リサイクル協会
ガラスびんリサイクル促進協議会
アルミ缶リサイクル協会
参加費
無料
プログラム
13:00〜 開会・趣旨説明
13:15〜 事例報告 (活動団体、行政等から取り組み事例の紹介)
●事例報告1 周辺住民を巻き込んだ川の清掃活動
【話題提供】 田林弘子氏(やしおの川をきれいにする会)
●事例報告2 埼玉県道路協会の取り組みについて
【話題提供】 高橋栄男氏(埼玉県県土整備部道路環境課)
●事例報告3 鉄道沿線で共同キャンペーンの実施
【話題提供】 吉本静三氏(国立市生活環境部ごみ減量課)
●事例報告4 美化活動の安全対策
【話題提供】 岡野谷純氏(ボランティア安全衛生研究会主宰/NPO法人日本ファーストエイドソサェティ代表理事)
【コーディネーター】 加藤哲夫氏(せんだい・みやぎNPOセンター代表理事)
14:45〜 報告 平成20年度まち美化アンケート調査結果報告
全国まち美化連絡会議事務局
14:55〜 全体討論『まち美化活動を継続的に実施していくには』
事例のご紹介いただいた方々をパネラーに、参加者全員で全体討論を進めていきます。
16:30〜 閉会
チラシ
こちらからダウンロードできます
申し込み方法
上記チラシを印刷し、表面のお申込欄に必要事項を記入の上、事務局までFAXで送付ください。
お問い合わせ
全国まち美化連絡会議事務局
(株式会社ダイナックス都市環境研究所内 担当:津賀、下河内)
TEL:03−3580−8284 FAX:03−3580−8265